SSブログ

チェロ弾きの育つ土地 [いろり村]

先日お客さんと話していてチェロ弾きの話になりました。
彼女の友人のチェリストによると、自宅で練習する際にエンドピンで床を傷つけないようにするためにかまぼこの板を使うのだとか。
面白い話なのですが、僕の郷里の富山ではかまぼこに板はついていません。
「板につく」の語源と云われているかまぼこの板は、富山のかまぼこには付いていないのです。
その時僕の頭の中では、富山でチェロを習い始めた少年が冷蔵庫のかまぼこを見て叫ぶ姿が浮かびました。
「かあちゃん、うちのかまぼこになんで板ついとらんが?」
「かまぼこに板ちゃついとらんもんやぜ」
「チェロの練習出来んねか!」
かくして少年は挫折を覚え、チェロの練習にも身が入らないようになるわけです。
そういえば、富山出身のチェリストは少ないような気がします。
やっぱりチェロ弾きになるには仙台か小田原に生まれるのがよいのでしょう。
どなたか調べてみて下さい。

いろり村のHP http://www.irorimura.net/

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

花の首飾り39キロオーバー ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。