神よ！

発生当初はこんな大惨事とは思っていませんでした。
東京は震度５に見舞われ、鉄道網が全て止まったものの大きな事故や死者もなく、むしろ「凄かったなぁ！」というある種の興奮を伴ったやりとりが行われていたものです。
報道により東北の状況が徐々に伝えられて、死者の数が数人からどんどん幾何級数的に膨らんでいくにつれ言葉が出なくなりました。
テレビで繰り返し流される大津波、コンビナート火災、そして空爆の後と見間違える程破壊されつくした町の跡・・・
クライストチャーチであんな悲劇があったばかりなのに、さらなる大惨事がこんな身近なところで起こるなんて・・

この言語を絶する現実の中になにか希望を見出すとすれば、危機を前に身を正す人々の姿勢でしょう。
被災しながらも整然と行動する現地の人たち、救援隊を送り日本へのシンパシーを発信する各国の人たち。
自分に出来ることを考えて実行しようとしている日本の人々はツイッター上に情報や決意、善意の発信を行い、計画停電を考えていた電力会社の想定以上の節電を実行しました。
政局にのみ奔走していた政治家やそれをあおりたてていたマスコミは、この危機に際して自分のやるべきことのみに注力しています。

そのための犠牲は大き過ぎてバランスがとれていませんが・・・

PS.いろり村は3/14（月）お休みします。3/15（火）のランチもお休みして、夜の営業から再開します。
　　よろしくお願いします。