涙の日曜日

昨日の日曜日は子供たちの春休み最終日なので家族みんなで映画を観に行きました。
大量のポップコーンを買い込んで席に陣取ります。
スクリーンに映し出されたのは「アナと雪の女王」。
主題歌の「Ｌｅｔ　ｉｔ　ｇｏ」は娘（高１）が大好きです。
愉快な場面で大笑いしていた隣の席の息子（小４）もシリアスな場面では息をつめて見入っているのがなんとなく微笑ましい感じ。
映画館から出ると「私あそこで泣いちゃった」と娘。
息子は全然違う場面で泣いたと言い、「え、あそこで？」と娘に突っ込まれていました。
府中の映画館を出た後は八王子の病院に入院している妻の父のお見舞いに行きました。
子供たちは小さな頃からずっとお祖父ちゃんが大好きです。
元気になってもらいたいと思って行ったのに、気弱なことを言うお祖父ちゃんの言葉で二人とも泣き出してしまいました。
物語の冒険譚で涙を流し、祖父の健康を思って涙を流した春休み最後の日曜日。
次の日から始まる一つ上の学年の学校生活にもつながる何かを感じた日になったのかも知れません。
「また来週もくるからね」
お祖父ちゃんにそう言って病室を出た娘の顔はほんの少し大人びて見えました。