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「アース」やっと観ました [映像]

http://earth.gyao.jp/
劇場公開から1年経った今頃ですが、観ました。
去年の6月にDVDも発売されて店頭で「欲しい!」と思いつつも買わなかった映画がやっとWOWWOWでオンエア。
NHKの「プラネットアース」で見せ付けられた迫力映像をふんだんに盛り込んで(1部重複使用あり)素晴らしいの一言。
冒頭のシロクマの子供の愛らしさはたとえようもありません。
でもこれは劇場で観るべき映画でした。

そういえばRolling Stonesの「Shine a light」も劇場でなくちゃ。
まだやってたっけ?

いろり村のHP http://www.irorimura.net/

サラリーマンNEO [映像]

サラリーマンNEO(NHK日曜23時~)がおもしろい。
いまどきこんな面白いコント番組をNHKがやっているということがまず画期的であります。
コントの脚本は練られていて質が高く(大宮エリーとか)、それを質の高い役者(生瀬勝久、田口浩正、入江雅人、沢村一樹)が演じるという実に贅沢なエンタテインメントなのです。
サラリーマンの日常をえぐる毒があり、しかもオチがないコントは深い余韻(というか虚しさ?)を残します。
コントだけではなく、例えば「世界の社食から」などはどんなドキュメンタリー番組でも見られない情報を提供してくれる興味深いコーナーです。
週に一度の楽しみですが、逆にこれ以外に観たい娯楽番組が皆無である現状は寂しい限りです。
民放も芸人の大騒ぎじゃない娯楽番組を少しぐらい作ることは出来ないのでしょうか?

やっぱ出来ないのかなぁ・・・

おくりびと [映像]

久しぶりに内覧試写会に行ってきました。
滝田洋二郎監督の「おくりびと」http://www.okuribito.jp/
死体をお棺に納める「納棺師」の話です。
知らない世界を覗く面白さもあるのですが、映画としても非常にオ・モ・シ・ロ・イ!

主演の本木雅弘、広末涼子もいいのですが、もう一方の主役である山崎努や脇を固める余貴美子、吉行和子、笹野高史、杉本哲太が持味を余すところなく発揮します。
なにより特筆すべきは脚本の良さ。
小山薫堂なんてグルメ評論ばっかりやっていてろくなモンじゃない、と思っていたらとんでもない。
構成の見事さ、伏線の張り方の巧妙さ等しっかりしたホンでありました。
後半の広末が戻ってくるあたりからのたたみかけがご都合主義という感じもあるのですが、まぁそこは映画だし・・

モックンはいい役者だな、と改めて思いました。
感情表現とかの演技だけではなく役者としての基本動作が素晴らしい。
納棺師の所作が非常に美しく感動的ですらあります。
それも最後のタイトルバックでは一連の作業をワンカットで演じきっていて感心させられました。
チェリストという設定からチェロを弾くシーンが随分あるのですが、左手の運指からボウイングまでまったく違和感がありません。
こうした基本動作がリアリティを生み出すことは云うまでもありません。
庄内平野の美しい自然の中でチェロを弾くシーンが数回出てきて、それはとても印象的で彼の心象風景であるかのような象徴性を帯びています。
それ故に後半、彼が悲しみの中で納棺作業を行うときに流れるチェロの旋律(音楽は久石譲)は、単なるBGMではなく彼の悲しみそのもののように感じられるのです。

いい映画でした。
ハンカチの用意もお忘れなく。

360度の興奮 [映像]

上野の国立科学博物館でやっている「大ロボット博」に行ってきました。
来週で終わるので来週末は大混雑だろうと思い昨日行ったのですがこれが甘かった。
入場に80分待ち、第二会場の「アシモシアター」はさらに90分待ちのパニック状態。
覚悟を決めて並ぶと意外とスムーズに流れて30分程で入場でき、アシモの方も40分程で入ることが出来ました。
二人の子供は大喜びで会場を後にしたのですが、実は今日の収穫は出口の手前にあった「シアター360」だったのです。
http://www.kahaku.go.jp/news/2006/theater360/index.html
これは「愛・地球博」の長久手日本館で上映していた球体の内側360度に映写する世界初のシームレス映像。
僕が昔お世話になった人が総合演出をしていて、「愛・地球博」ではあまりの混雑に入場をあきらめ、観る事が出来なかった映像でした。
後日その演出家にお会いしたときに、観られなくて残念でしたと告げると「なーんだ、言ってくれれば後ろから入れてあげたのに」と言われて残念さがさらにつのったものでありました。
科学博物館の映像は追加でオリジナルを2本制作していて、それがUSA International Film and Video Festival 2007 シルバースクリーン賞 受賞 していました。
ど迫力の映像に包まれてかなり楽しめるシアターです。
興奮して「わぉー!!」と叫びながら観終わると息子(4歳)が横目で睨んで「とーちゃん、子供みたい」と吐き捨てるように言いました。
ふん、悪かったな。

ちりとてちん [映像]

今朝のNHKの朝の連ドラで感じ入った台詞がありました。
主人公の友人が妊娠してしまい、その友人が相手の男(お腹の子の父親)について言った言葉。
「一生懸命なアホほど始末に負えんモンはない。けどな、一生懸命なアホほど愛おしいモンもないんや。」
何故かジンとくる台詞であります。
アホやなぁ、と言いながら抱きしめたくなる感じ。
innocenceは「純粋」「無邪気」以外に「無知」という意味も併せ持ちます。
僕たちが本当に心動かされるのは無垢なる魂に触れたときなのです。

ナウシカに涙 [映像]

今日の午前中、睡眠時間を削って「風の谷のナウシカ」を観ていました。
我が家にあるビデオは子供と一緒に観ることが多く、「となりのトトロ」や「魔女の宅急便」は随分と(多いときは2日で4回)観ましたが「ナウシカ」は怖いと言って見せてくれません。
で、今日久しぶりに観てもやっぱり涙が出てきました。
ナウシカの勇気と優しさに心打たれるわけですが、お話全体の作り方がちゃんとしていないとこうはなりません。

自然界の象徴は愛すべき姿ではなくおぞましい形の蟲で、それはナウシカが心を寄せる場面にある種の深遠さを与えています。
自然に対する畏敬の念を感じずには居られません。
ナウシカも怒りに任せて敵を殺しちゃうし、そのことで自分を怖れます。
好戦的な強国に対抗する小国の戦闘も強国と同じ発想だと看破します。
そう、この世には「正義の戦い」などはないのです。
軍事力はいつもその場しのぎであり、その強力さによっては自然の持続性を断ち切ってしまいます。
それを止めようとするナウシカに、両軍の司令官は同じ言葉で答えます。
「もう遅い。誰にも止められないのだ」と。
それでも諦めずに身を投げ出すナウシカ。

涙涙涙・・・・・


ふたりの天使 [映像]

久しぶりに僕の好きなシングル盤紹介。

二人の天使 ダニエル・リカーリ

ダバダ ダバダバダーダバダーバ・・
というスキャットで全編を唄い倒す名曲です。
ダニエル・リカーリの透明な歌声にボーっとなった少年だった僕は、透明な液体(焼酎とか)にボーっとなるおっさんになってしまいました。
原題は「Concerto Pour Uue Voix(ヴォーカルのためのコンチェルト)」だそうです。
うーん、美しい。


プラネットアース [映像]

ゴールデンウイークは結局旅行をキャンセルしてしまい、結構のんびりモードで過ごしました。
で、ごろ寝で観ていたテレビ番組の中で括目すべきものがひとつ。
昨夜のNHK21:00からやっていた「プラネットアース」。
精度の高いジャイロでの空撮やモーションコントロールカメラ、超ハイスピードカメラを駆使した映像の素晴らしいこと。
従来のドキュメント番組では見られなかった新しい視点での映像はちょっと嬉しい驚きでした。
4夜連続なので今晩を含めてあと3夜。
もちろん録画スタンバイしております。


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